募集人員。前期日程で一つの科類に出願します。
東大への道18か月を、3つに分ける。
偏差値は「今の位置」を表す数字。ゴールを決める数字ではありません。基礎を作る6か月、点に変える6か月、本番に合わせる6か月。順番が見えれば、今日やることも見えてきます。
東大文三は、
総合力のゲーム。
まず「何を、何点ぶん、どんな順番で測られるか」を知ろう。2027年度の公式要項では、共通テストより二次試験の比重が大きい設計です。
志願者が一定数に達した場合、共通テストで絞り込みます。
6教科8科目または7教科8科目。情報Ⅰも必須です。
国語120・地歴120・数学80・外国語120。合計は550点です。
共通テスト 20% / 二次試験 80%。ただし、共通テストは第1段階選抜でも使われるので捨てられません。
参考:2026年度の文三は、第1段階最低781/1000・平均843.06/1000、最終合格最低316.32/550・平均339.1589/550。毎年変動するため「合格保証ライン」ではなく、過去1年の位置情報として見てください。
偏差値50を、
4つの質問に分解する。
「頭が悪い」ではなく、どこに穴があるかを調べます。チェックが多いほど、最初の6か月で基礎に戻る価値があります。
6か月ずつ、
ギアを上げる。
いきなり東大の過去問に突っ込まない。最初は穴を埋め、次に答案を作り、最後に時間内で再現できる形へ整えます。
「分かる」を「自力で解ける」にする
教科書レベルと標準問題を、答えを隠して再現します。英語と数学を毎日、国語と地歴を週の固定枠で回します。
- 英単語・英文法・短い英文解釈を毎日
- 数学ⅠAⅡBCの例題→類題→翌週再テスト
- 古文単語・文法、漢文句法、現代文の根拠探し
- 地歴2科目を「通史」と「資料・論述」に分ける
知識を、時間内の答案に変える
東大形式の「一部」を使い始めます。年度丸ごとの過去問ではなく、大問やテーマ単位で練習し、採点できる答案を増やします。
- 英語:要約・英作文・リスニングを週単位で回す
- 数学:標準〜やや難を80点満点の戦略で取捨選択
- 国語:現代文・古文・漢文の記述を第三者に見せる
- 地歴:2科目とも論述を「結論→根拠→因果」で書く
年度別過去問で「作戦」を作る
本番時間で年度別演習。点数だけでなく、失点原因を「知識・読み違い・方針・時間・記述」に分けます。
- 過去問は解きっぱなしにせず、1週間後に再答案
- 得点源・耐える科目・捨て問の条件を決める
- 共通テストは週1セットから段階的に増やす
- 模試は順位より、答案の再現性を確認する
新しいことを減らし、再現性を上げる
生活時刻、科目順、休憩、答案の見直しまで本番仕様へ。直前期は「新しい参考書」より「自分の誤答記録」です。
- 共通テスト→二次の切替計画を事前に作る
- 本番と同じ開始時刻で演習する
- 睡眠を削らず、体調の波を小さくする
- 出願年度の募集要項・手続を本人と学校で確認
全部やる。
でも、同じやり方ではやらない。
文三の二次試験は4教科。得点配分が違うので、毎日の接触頻度と週ごとの深掘りを使い分けます。
外国語|毎日ふれる主エンジン
- 語彙・文法を先に自動化する
- 精読→音読→時間を測った長文へ進む
- 要約・英作文は添削と書き直しをセットにする
- リスニングは短時間でも毎日続ける
数学|満点より、取れる問題を落とさない
- 例題の解法を「なぜ使うか」説明する
- 途中式を採点者に読める形で残す
- 100分を想定し、着手順を固定する
- 解けなかった原因を計算か方針かに分ける
国語|根拠のある短い説明を作る
- 現代文は設問の条件と根拠箇所を結ぶ
- 古文は単語・文法・主語の追跡を固める
- 漢文は句法と重要語を反射で出す
- 模範解答を写さず、自分の答案を短く直す
地歴2科目|知識を因果でつなぐ
- 2科目とも早めに通史を一周する
- 用語を「なぜ・その後」とセットで覚える
- 資料や地図から読み取ったことを一文にする
- 論述は要素を採点し、足りない因果を戻す
共通テスト科目|広い範囲を、放置しない
- 理科基礎・情報Ⅰなどは、週の短い固定枠を先に置く
- 月1回のミニ模試で忘却を早期発見する
- 直前だけに詰め込まず、13か月目からセット演習を増やす
- 2026年度の文三第1段階平均843.06/1000を「過去の参考値」として、自分の安定帯を作る
時間割は、
やる気より強い。
下は学校がある週の一例です。平日3時間・休日6時間は「モデル」で、部活・通学・体調に合わせて減らしてかまいません。大切なのは、同じ曜日に同じ科目へ戻ることです。
英語:語彙+長文
数学:例題+類題
古文:単語10分
英語:文法+英作文
地歴A:通史
現代文:1題
英語:長文+音読
数学:苦手単元
情報Ⅰ:20分
英語:要約
地歴B:通史
漢文:句法
英語:リスニング
数学:週の再テスト
理科基礎:20分
長い演習を1本
地歴論述
添削・採点
弱点の戻り学習
模試・セット演習
誤答タグ付け
翌週の計画
早めに休む
勉強量を、
得点に変える4手。
「何時間やったか」だけでは伸びません。失点を分類して、次の一手まで決めて初めて、勉強が点につながります。
時間を測って解く
本番より少し長めから始め、徐々に短くする。
自分で採点する
正解・不正解だけでなく、部分点の要素を見る。
原因タグをつける
知識/読み違い/方針/時間/記述の5つ。
1週間後に再挑戦
答えを覚えた状態ではなく、方針を再現する。
今日やるのは、
この3つだけ。
18か月分を今日やろうとしなくていい。現在地を測り、時間を予約し、教材を絞る。最初の一歩は小さいほど続きます。
点数より「なぜ間違えたか」を一行で書く。
空いたらやる、ではなく先に席を取る。
追加購入は、終わる条件を決めてから。

このページは、偏差値50前後から18か月で合格可能性を高めるための学習設計例です。合格を保証するものではありません。学年、得意不得意、学校行事、健康状態で最適な計画は変わります。制度・科目・日程は、必ず受験する年度の東京大学「選抜要項」「募集要項」で確認してください。